『ALI』

作業画面が変わらないモニターに嫌気がさし、パソコンを消した後、
『ALI』(ボクサー:モハメド・アリの映画/主演:ウィル・スミス)の
DVDを見たのだよ。オープニング開始と共に流れるサム・クックの
『Bring it on home to me』が大好きという理由もあって、
諸事情で日本語字幕が出ないこのDVDをもう何回も見ているのだけれど、
劇中のボクシングの試合のシーンを見ながら、今回ふと思った。
______「失恋はカウンターパンチ。離婚はボディーブロー。」
もちろん、本編とは全く関係のない戯言なのだけれど。

試合の準備も何もせず、呼び出されるままにリングに上ってみたら、
いきなり不意打ち的なカウンターパンチを喰らって失神KO。
一人残されたリング上で、意識が朦朧としているところに、
次の試合相手がやって来て、無情にも開始のゴングが鳴り響く。
「これは前から決まっていた試合だし、とりあえず立たなきゃ。」と、
片膝立てた状態のところにボディーへの連打攻撃。ひぃ〜苦しい。
涙目でレフリーに「コレ反則でしょ?ちょいタイム。」と、訴えるも
「いや、自業自得でしょ。ジゴウジトク。」と冷ややかな視線で試合続行。
結果、涙と鼻水をスローモーションで引き連れながら再びダウン。
カウントを数えるレフリーの声がやけに遠くで聞こえる。
「ワン・・・ ツー・・・ スリー・・・  フォー・・・」

♪自業自得と…解っちゃいるぅがぁ〜…♪
 ダメな男と…知ってはいるがぁ〜…♪
演歌調メロディーの鼻歌と作り笑顔を、精一杯の強がりに乗せながら、
プルプル震える腕で体を支えて立ち上がろうとしている
「泥臭いイメージ」は、もはや『ALI』というよりも、
『明日のジョー』の世界か(笑)。

自分一人が傷ついたわけではないし、
それ以上に大切な人達を傷つけたのだから。
それも背負って、29日にはちゃんと立ち上がっていたいと思うのだよ。


_________________プルプルしてたらごめんなさい。

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