食器

前回の日記を投稿した直後に玄関の鍵が開く音。
元嫁の引っ越し日が迫っていたので、
今日は食器類を片付けに来たらしい。
段ボールを組み立て、緩衝材に包んだ彼女の食器を
その中に入れていく前に、食器を分別しなければならない。
『ボクの食器』、『彼女の食器』、
そして『使えなくなった食器』。

「これお気に入りだったのにね。」
思い出を乗せた回数が多ければ多いほど、
『使えなくなった食器』として、
その身を何もくるまれずガチャガチャと音を立て
ゴミ袋に入れられてゆく。
なんとも寂しい音だ。
____________________ガチャガチャ。

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