願掛け

ある人の為に『願掛け』をしようと思うのだよ。
自分の一番好きなモノをしばらく断とうと思う
のだけれど、一番好きなモノは・・・すでに断ってるし、
じゃあ二番目に好きなモノをしばらく止めるか。
いやいや、それもしばらく我慢している。
それじゃあ三番目・・・と、これではキリがない。

願いにすがるだけでは何も変わらない。
もしもその願いが裏切られた時に
自分はきっと後悔するだろう。
限られた時間の中で、『今』を一緒に笑い合うコトが、
自分に出来る『願掛け』だと思うのだよ。

_______指で折りかけた煙草に火をつけた夜。