自由が丘のとある店

午前2時過ぎ。
友人と二人、自由が丘までタクシーを飛ばす。

宵の口に友人から夕食の誘いを受け、
2軒ほどの店に連行された後、
最後は半分拉致状態で自由が丘まで。

自由が丘にある友人の馴染みのその小さい店は、
ミュージシャンの方が経営されていて、
店内には4,5人のミュージシャンの方達が
グラス片手に音楽談義に花を咲かせていた。

気がつけば、自分もその輪の中でギター片手に、
彼らとフレディ・キングの「Same Old Bluse」を
熱唱していたのだよ。

夜がうっすらと明ける空の下、
寒風が吹き抜けるシャッター模様の商店街を
軽いびっこをひいて歩きながら、改めて思った。

____やっぱりミュージシャンは馬鹿で素敵だ。