2006年歌い納め

正月に向けての帰省が始まったせいか、
都内は人も車も3割減。
車窓の外側、渋谷駅前のスクランブル交差点を
行き交う人の数も普段に比べずっと少ない。
____これぐらいが丁度良い。いつもが異常なのだ。

銀行に立ち寄り、通帳残高の悲惨さを再確認した後、
スタジオへ。

次回のライブに向けてのhenssimoリハーサル。
各々が楽器のセッティングをしながら、
相変わらずダラダラと他愛もないおしゃべりから
始まるのだけれど、音を出すまでの時間は
昔に比べてずっと短く、さすが年の功というか、
みんなそれだけ長くやってきたのだな、と(笑)。

ただ、昔から変わっていないのが、
譜面の1枚も存在しないリハーサルゆえ、
演り慣れた楽曲でも、一度弄り始めたら、
4人揃ってドツボにハマってゆくのだよ。

自分自身、声の伸びも良くなかったりする。
そろそろ禁煙を考える時期か?
いやいや、今日は睡眠不足。
いやいや、そもそも練習不足。
どちらにしても自分自身への課題が
貯蓄残高のそれよりもたくさんある事だけは解る。

リハーサルを終え、メンバーと別れた後の渋谷の街に
『社会鍋』のトランペットのメロディーが流れてゆく年の瀬。