おせっかいな夜明け前

相手に良かれと思って言った事でも、
その相手がすぐに出来なかったり、
理由あって自分と違う考えを持って
いる事だって多々あるもので。
だからといって、自分の考えを押しつけたり、
逆に相手の事を諦めてしまったりするのは、
いかがなものだろう。相手を信じて
『待ってあげる』事も大切ではないのかな?
もちろん自分のように相手に裏切られる事も
あるのだけれど。

そこで出てくるのが『理解』と『納得』。
この両者は全く別のものであり、
自分が『納得』出来ないからといって、
相手の考えを『理解』しないのは
我を張った子供でしかないのだよ。
大人だったら、好き嫌いはひとまず置いておいて、
まず『理解』すべき。
と、格好の良いコトを言ったところで、
自分と考えの違う相手のすべてを『理解』出来るほど、
ヒトは完璧には出来ておらず、
むしろ果てしなく不完全に近いので、
いろんな感情が『理解』の扉までの道のりを
霧のように隠してしまったりするのだけれど。

だったら話し合え。
その為の時間は永遠ではないけれど、たくさんあるはず。
相手の事が好きだったら、たくさん話し合えばいいのだよ。
互いの間に戻れない距離が出来てしまう前に。

 ____泣き腫らした目のHちゃんと、
いつになく苛立ち気味のFくんを前に、
偉そうな事をこれまた偉そうな態度で言う
おせっかいな午前五時。
自分自身への『反省文』のように聞こえてしまうのが
ちょっぴり苦々しくもあったりなかったり。

ま、たかだか音楽。
仲の良い二人の仲が悪くなるくらい
マジメになんかやっちゃダメだって。
そんなの本来の「音楽」じゃないから。