野球の話ではないけれど

「離婚してから彼女も作らずに、
 どーしてんの?あっちの方は?」

飲み屋等でたまにそんな下衆な質問を
されるのだけれど、相手が目上の人
だったりすると、無視するわけにもいかず___。

自分にとっての『彼女』という存在は、
そもそも「性欲を満たす道具」ではない。
強いて言うなら、恋しくて愛おしくて抱きしめるのであり、
抱きしめたり口づけたりの延長線上にSEXがあるわけで。
例えて言うならば、ヒットの延長線上にホームランが
あるのと同じ事なのだよ。______まずヒット在りき。
但し、ヒットがホームランに変わるきっかけは、
往々にして邪(よこしま)なモノだったりはするけれど。

もちろん、ホームランが互いの距離をさらに縮め、
ヒットの重要性を再確認させてくれる事だってあるし、
ごく稀に、アマチュアの世界では「ホームラン→ヒット」
という図式が存在する事も確かなのだけれど、
ここはやはりまずヒットだろ。ヒット大切。
ま、だいたいはバットにボールが当たらず空振り三振なのだけれど、
たま〜に「振り逃げ」もあったりなかったり。

何はともあれ、先の質問をしてくる人達は、
ヒットの事を聞いているのではなく、
「ホームランだけ打ちたい時は?」と聞いているので、
そんな時は作り笑顔で、
「てきとーにそこら辺で済ませてますよ。誰にも迷惑かけずに。」
と、答えるようにしている。
質問した人の隣に愛人らしき女性がいる時などは、
その場の空気が一瞬凍り付いたりするけれど、知った事ではない。
「野暮な事は聞くなよ。」という自分なりの警告なのだよ。


昨今、過剰気味のAVや風俗雑誌に、
その心まで影響された現代人よりも、
駐車場の車の陰でさかり声をあげる
野良猫の方がよっぽど自然だ。