筍・灰汁抜き奮闘記

小料理屋の女主人を母親に持つというのに、
自分は料理がまったく出来ない。

週末、知人の居酒屋に食事に行った折に貰った
「筍(タケノコ)」の灰汁抜きに孤軍奮闘する本日夕方。
まずはネットで「筍の灰汁抜き」に関する情報を集める。
ふむふむ、米ぬかと唐辛子が要るのか。
セルフ精米なおかげで、米ぬかは十分ある。
唐辛子は・・・。モシモシ、料理の上手な近所の奥さんですか?
今から唐辛子を貰いに行くのでよろしくです。

5分後、準備がすべて整ったキッチンで、
1.筍の先1/4を斜めに切り落とし、皮を2〜3枚ほど剥き、
 縦に一本切れ目を入れてあげましょう。
「え〜い、どこまでも皮じゃないか。5枚ほど剥いてやる!」
           ↓
2.大きめの鍋に筍が全部浸かるぐらい水を張り、
 米ぬか(ひと握り)・唐辛子(2本程度)・筍をぶち込んだら
 落とし蓋をして中火で煮ましょう。
「タ、タケノコが大きすぎて鍋に入り切らないじゃないか!!
 もう少し先っちょを切ってしまえ!! 」
「落とし蓋が1枚だとタケノコが大きすぎて浮いてきちゃう
 じゃないか!!こうなりゃもう一枚鍋の蓋を。とりゃー!!」
           ↓
3.水面の灰汁を取りながら1時間ほど煮たら、火を止め、
 自然に冷ましましょう。その後は皮を剥き、水洗いして、
 (保存するなら)綺麗な水に漬けておきましょう。

冷めるまで、鍋をジッと見ていても仕方がないので、
新宿2丁目へ出かける。そこで料理上手なマスターに、
さっきまでの「灰汁抜き奮闘記」を説明したのだけれど、
ここまで読んでくれたアナタが感じたのと同じように、
「アンタ、バカじゃないの?(笑)」と、
数多くのダメ出しをされてしまう月曜日。