リアルに寂しい時

1日中空腹を我慢して
外での打ち合わせやら仕事をこなし、
日付も変わった午前0時過ぎに、
買ってきた弁当を「さぁ喰うぞ!」と
口に搔き込み始めた次の瞬間、
弁当の容器が左手からスルリと滑り落ち、
膝の上でバウンドと綺麗な回転をみせ、
ご飯やらおかずやらがリビングの床に
それはそれは綺麗にドバーッとこぼれた時には、
飯粒一粒もくっついていない弁当容器を
開発した人はつくづく凄いなと、
涙ながらに思ったのだよ。

真夜中、ご飯2口と弁当の隅のおしんこを
牛の反芻のようにそれはそれは大切に噛みしめながら、
床掃除をするのはとても寂しい。