伊平屋の土産話(台風最接近)

ゴォーゴォーゴォー。
風が鳴る音を久しぶりに聞いた気がする金曜日。
潮水混じりの猛烈な風と雨で、ホテルのすぐ目の前の
道の防風林さえ見えない。
停電のためテレビも観られないので暇を持て余し、
日中、ホテルの食堂で島の子供達と過ごす。

夕方6時過ぎ。
蝋燭の灯された食堂での夕食。
夜8時過ぎ、ホテル内の電灯が一斉に突くと、
子供達の歓声が食堂に響き渡った。
すぐさまTVのスイッチを入れ、
「クレヨンシンちゃん」を観始める子供達。 ___おいおい、とりあえず台風情報見せろって。