穏やかな気持ちで

昨日のライブに来てくれたお礼も兼ねて、
新宿2丁目の馴染みの店へ。

「あの歌良かったわよ〜。沖縄の歌。」
「アタシなんてあの歌聴いて泣きそうになっちゃったんだけど、
 目の前で先に女の子が泣いててサァ〜、
 泣きそびれちゃった。悔しいワ〜。」
「アラ、そりゃ女の子が泣いてる方が絵になるわよ。
 アンタが泣いたって汚いだけじゃない。」
「ほっといてちょーだいっ!!」

狭い店内。還暦をとっくに過ぎたオカマ、
もとい、ナカマたちの「テニスのラリー」の
ような軽快なテンポの会話が飛び交うその間で、
グラスの中でカランと揺れる氷を眺めながら、
穏やかな気持ちでいられるひと時_____。

ボクはいろいろな人に支えられている。