いっときの雪

帰り道。
見上げた闇から音もなく降ってくる白い雪は、
この憂鬱を覆い隠せるほど積もりはしないらしい。

たとえ覆い隠せたとしても
所詮は雪が溶けるまでの時間稼ぎにしかならないと
解ってはいるけれど_____________。

日記