酔いどれの夢

「酔いつぶれて寝てる。」

「そんな状態やったらオマエ1人で連れて帰れんやろ。
 今から行くわ。」

そんな電話のやりとりから一時間半。
昨夜も最後まで一緒だった友人Fがわざわざ新宿まで
出てきてくれたのは日付がとっくに変わった時分だった。

_____Fが一杯だけ飲み終えるのを待って席を立つ。
「さてと、どうやって起こそうか。」
「とりあえずオレん家までタクシーで連れて帰ろう。」

ボクとFのそんな会話の間、
カウンターにうつ伏せて気持ちよさそう顔で寝ている
酔いどれルイス_________________。

日記