あやふやバースデー

今日は母親の誕生日だ。
いや昨日だったか。それとも一昨日だったか。まーその辺だ。
自分の親にお誕生日おめでとうもクソもないのだけれど、
言うぐらいだったら電話代ぐらいしかかからないし、と
先ほど母の店の方に電話をしてみたら、やっぱり昨日であり、
彼女が溺愛する孫二人に「おめでとう」の言葉を貰ったらしく、
それはそれは嬉しそうに喋っていたと思ったら、
急にボクに対しての小うるさい説教に変わったので、
「へいへい了解。」と空返事をしてそそくさと電話を切った。

小学校の頃、周りの人に「お母さん幾つ?」と尋ねられるその度に、
なんの疑問も持たず、「29」と答えるように仕込まれていた息子のボク。
今ふつーに考えたら解るけど、
アンタが29歳の時に産んだ子がボクやんか__________。

日記