不謹慎な元旦

金の価値の解らぬ年端もいかぬ甥っ子二人に、
一人5000円のお年玉はやり過ぎかもしれぬけれど、
結局は弟夫婦の懐に入るのだし、
その弟夫婦に母の面倒を押しつけて、
東京で好き勝手生きさせてもらっているのだから、
そう考えれば安すぎるのだけれど、
今はこれだけで勘弁してくれと、まるで背後の弟夫婦に言うように、
ウルトラマンのお年玉袋を甥っ子二人に手渡す正月の朝。

その後は高知に帰省した日から毎日続く
「シンケンジャー」ごっこでボクの体はさすがにクタクタ。
甥っ子二人との格闘の途中ですぐに「タイム。タバコ休憩。」と
度々台所に逃げ出す怪獣役のボクの後ろから甥っ子たちの声がする。

「またタバコ〜?つーちゃん早うこっち戻ってきてやぁ〜。」(甥っ子兄)
「きてやぁ〜。」(甥っ子弟)
シチュエーションこそ違えど、同じような台詞を
遠〜い昔に何処かの女の子から聞いたような。
今では甥っ子たちに期待される身。怪獣役で。
そりゃあ顎の髭も白くなるはずや。

そんな正月にして不謹慎な思い出とタバコの煙が
換気扇に吸い込まれてゆく2010年元旦____________。

皆様今年も宜しくお願いいたしまする。

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