暇と詐欺には注意せよ

人気の液晶TV等の商品が最大99.9%で落札出来る事で
今やネットで密かに話題になっている「ペニーオークション」。
落札者(ユーザー)が入札のその都度、50円程度の手数料
(サイトによってまちまち)を支払ってゆくシステムなのだ
けれど、これがかなり香ばしい手口なのだよ。

その手口を簡単に説明するとだね。
ユーザー無料登録→ボーナスポイント付与(サイトによって
呼び名はまちまち)→オークションに参加→当然落札は不可能
→有料のポイントを購入(クレジット決済/銀行振り込み)
→でユーザー(以下:客)再びオークションに参加

さてこっからが重要。
仕入れていないであろう商品を出品(画像は手に入る)
→通称botと呼ばれる運営側の自動入札機能で客の購買意欲を煽る
→客が入札(1入札につき50円を支払う)→不人気商品の場合
→bot同士やサクラと呼ばれる身内で競い合った形を残し
低額でオークション終了→「○○さんが99%OFFで落札!!」宣伝効果

人気商品の場合→客が入札(50円支払う)→締め切り時間延長
→で、超低価格で締め切り時間をむかえるその瞬間
→bot(自動入札)&サクラ投入→商品金額up&締め切り時間延長
→再び客が入札(50円)→またもやギリギリでbot(自動入札)&サクラ投入
→この繰り返しが延々と続き、運営側の徴収金額がウハウハに
達した時→bot(自動入札)にて顔の分からない誰かが
「自動入札」 で落札した事にして
→「○○さん88%OFF落札!!おめでとうございます!! 」宣伝効果
→結局、いくら金を注ぎ込もうが落札なんて出来やしないシステム

あるペニーオークションサイトは、落札商品の99.5%以上が
「自動落札」という不思議。そこらへんのジャンクショップに
売ってそうなワイヤレスキーボードやエネループ電池のような、
いわゆる「どーでもいいよーな商品」が「手動落札」って、
怪しさ100%なペニーオークション。

で、運営会社名や其処に記載された人名などをGoogleで
検索にかけるとだね、出るわ出るわホコリの山。
ある会社は検索を繰り返すと、何故か「出会い系サイト」の
運営会社とかぶってしまったり、ある会社の地図情報を出すと
何故か「レンタルオフィス」の場所と同じだったり、香ばしすぎるぞオマエら。

過去には、比較的良心的なペニーオークションサイトも
実在したそうなのだが、今は法的整備のなされていない
グレーゾーンの中で詐欺行為が堂々と行われている。
ま、いきなり「詐欺罪」では無理っぽいけど、
別件で入って○○提出させりゃ、たぶんすぐに
立証出来るよねソレ。とは知り合いの言葉。

以上、暇が続くと詐欺にも遭うといふ例なり_______。

日記