信じるといふ事

それはまだボクの股間にチョロ毛が芽生えてくる気配すら
無かったそれはそれは無邪気な子供の頃。
クラスメイトの誰かが言った。
「サンタクロースなんておるかっ。サンタの正体はお父さんじゃ。」
_________________その夜。
宿題を済ませるボクの傍で競馬新聞に真剣な面持ちで
赤鉛筆を入れる父親を横目で見ながら、
この人がサンタなわけがない、と子供ながらに思ったあの日。

ボクらはいつからサンタクロースを信じなくなったのだろう___。

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