はしゃぎきれないお年頃

沖縄・伊平屋島2011-2日目・前半-

翌朝10時過ぎ。
今帰仁(なきじん)の運天港へ大型TAXIで移動。
運天港のフェリーチケット売り場で伊平屋島への
往復チケットを買い、ターミナル内を散策しながら
フェリーへの乗船時間を待つ。
左耳の鼓膜が破れて早4年。3度の手術を経ても
未だに塞がらないヤワな鼓膜のせいで、年々海に
潜る回数は減っていっているのも事実ではあるけれど、
今年はコレがたぶん活躍してくれるはず。
ジャンッ! 先日スーパーで友人Fに買ってもらったおもちゃのボディーボード。
1,280円なり。

午前11時。フェリーが運天港を出港。1時間20分の船旅。
幸い今日は海も凪ぎなので揺れも少ない。
それでも船酔いが不安なアナタ。船のデッキで風に吹かれるのも良いけど、
意外と鎮痛剤が効いたりするよ。

午後12時20分。伊平屋島前泊港に到着。
19年間、家族同然のように付き合っているホテルまで送迎車で3分。
と言いたいところだけれど、今年も毎年のようにホテルの送迎車のお迎え無し。
忘れてやがる。歩いてもそう遠くはないのだけど、伊平屋島の日差しは暑いんじゃ。
フェリーの中で偶然再会したボクの釣りの師匠T氏の奥方に連絡を取ってもらって
間もなく、ホテルのおとーさんが送迎車で迎えに来た。いつもの笑顔を一緒に乗せて。
「おかえりなしゃい。」
「ただいま!」

ホテルに着き、各自部屋に荷物を置いて、一応いつでも泳げる格好で
1階ロビーに集合した先発隊。
けれど、メンバーのほとんどが伊平屋島の真っ青な海を目の前にしても、
「ワーイ! 泳ごう泳ごう! アハハハーン♪」と波打ち際に駆け出せるほどの
若さがあるかと問われれば、きっと一晩中でも小首を傾げているであろう
微妙なお年頃。
と、とりあえず、この日差しに馴れる為に釣りにでも出かけようかね。
どっか日陰のあるトコロで__________________。