アンサンブルゼミ終了

ボクのアンサンブル・ゼミに一年間付き合ってくれたキミたちへ

Aくんは、常に理論的かつ、物事をひとつひとつ構築する力に長け
てはいるけれど、理論的であるが故に自分自身をこうであると
決め込む癖があり、その部分において自らの可能性をも否定する
傾向が強い。まだまだ何者にだって成れるのに。
普段は無理して周囲に同調せずとも、インテリのキミのままで良い。
キミが得意としている「黙々と爪を研ぐ」作業を継続しながら、
他人の心の振り子に「演奏」で同調出来るミュージシャンに
なって欲しいと切に願う。

次にBくん。キミはまだまだ甘えん坊である。
この歳で甘えん坊のボクが言うのだから間違いない。
そしてキミには無限大の夢がある。
たとえその無限大の夢が、周囲の大人達から見れば
「経験の浅さ」からくる盲目的な夢だとしても、
自ら夢を描かずして他人に夢を見せてあげられはしないのだから、
キミは今、他人に夢を見せてあげられる権利を有している。
その夢を実現する為の「目標」を段階的に設定する事で、
現実的な階段がキミの前に現れる。あとはキミにも解るはず。

ま、今週の日曜日に新大久保の労音会館で、
割と早い時間にボクらの出演があり、2曲ほどご披露するので、
その時、ボーカルのボクが気持ち良く唄えていたら、
終了後に彼らを褒めてあげてよ。
まだまだ歩み始めたばかりの若きミュージシャンたちを____。