平均台の上で

新宿2丁目のK氏。
本日も店を休むという。
その電話の声が弱々しく
いつもの気丈さが覗えず。

何も出来ない歯がゆさを奥歯に挟んだまま、
来月公演予定の芝居の顔合わせに向かう道中。
ボク自身、平均台の上を歩いているかのように__。