痛風リターンズ

いよいよおよそ28時間後には本格的に引っ越しをするのだよ。
未だ段ボール箱に収められていない多くの荷物を前に、
明日(今日の午後)は、新居の方の回線工事やらガスの開栓などに
立ち会わなければならず、梱包作業を中断して出かけるのは
おおいに不安ではあるけれども、体はひとつしかないので仕方がない。

で、たったひとつしかないその体が今、5年振りの「痛風」を発症
しかけている。今回もやはり数日前から右足の人差し指(殆どの人は親指)
の付け根が痛み始め、この大切な時期にこれはヤバいと思い、
過去に医者に言われた通り、小まめな水分補給を心がけていたつもり
だけれど、今朝起きるとさらに悪化したようで、痛みで満足に歩けない。

唯一の救いは、「最悪の状況」、つまりは足首から下が見事なくらい
パンパンに腫れ上がり、自分の心臓の鼓動でさえ激痛が走るという、
なった人にしか解らない、それはそれは耐え難い痛みに四六時中
襲われる事態にはまだ至ってはいない事。その一歩前の状態。
そこで、ボルタレンで痛みを鎮めようと、既に封をした段ボール箱を
開け、薬箱の中をゴソゴソと探すも、どうやら5年前に使い切ったらしく
みつからない。仕方がないのでロキソニンを服用。
夜、多少痛みが鈍った右足をワルツのリズムで引き摺りながら、
荷物を提げて小雨降る夜の新宿を抜け、新居へ荷物を下ろし、
新宿御苑で夕食を済ませ、再びワルツのリズムで自宅まで戻り、
梱包作業を再開して今に至る。

さて、今から目の前のこのパソコン本体やら外付けHDD群をバラして、
ひとつひとつ箱に詰めなければならぬ。
大好きな野球の日本シリーズもサッカー中継も見られず、
「引っ越し」と「痛風」でボクの11月は暮れようとしている_____。

日記