本当のWin-Winとは?

_____________________省みる事。
未来(あした)を共に歩んでゆく為に、やはりそれは大切な事で、
その点においては日本はあの戦争に負けて良かったのかもしれない。
何処かの国のように、ただただ相手への恨みの念を忘れぬ為に
銅像を建てたりはしないし、勝手に他人の家に土足で入るような
真似もしない。
喧嘩(話し合いとも言うが)には『仲良くなる為の喧嘩』と
『最初から相手を傷つける為だけの喧嘩』があり、前者はその基礎に
「相互理解努力」というなかなか難しいハードルがあるのに対し、
後者は「恨み」や「ひがみ」が片方にあるだけで成立してしまう。
友人同士しかり、恋人同士しかり、家族しかり、そして国同士しかり。

もちろんボクは当然の事ながら、現在の日本もけして『聖人君子』で
はない。こちらN.Yに留学している『官僚』や『役人』の「勉強の為の視察」と
称した必要以上に乗り継ぎの多い個人旅行や日本人街での惚け様の噂を
直接耳にしたりすると、彼または彼女らに支払われている『手当』は、
間違いなくボクが、アナタが支払った税金であり、その金を使わせて
頂いている立場にありながら、日本国民の生活向上の為に「公僕」と
してのスキルを上げるわけでもなく、またそれとは別に、何もせずとも、
ただその日を生きているだけで彼らに自動的に支払われる1万円以上
の日当を、本当に生活に困っている日本国民に何故回せないのか、と
首を傾げるその度、何の情報も知らされず、ただ純粋に家族を守ろうと
いう思いで散った先人たちの魂や今現在を頑張って頑張って生きている
仲間や家族、そして子供達がこんな苦労をしなくて済む未来の為にも、
そろそろ日本の日の丸に染み付いた汚れも虫も、一度ザバッと洗濯を
せねばならない時に来ているのではないだろうかと思いながら、
雨上がりのN.Yで迎える終戦記念日。

我が国と何処かの国の子供達が、本当の意味で『手を繋げる未来』が
来る事を心の隅で願いながら________________。