嬉しい知らせ

あれは丁度今年の1月2日の朝、マレーシア・パンコール島の定宿内に設置
されたレストランでの出来事。
ボクの目の前で脳梗塞で倒れた大柄なノルウェー人の彼の体を皆で支え
ながら本土の病院に運ぶのに、大変な思いをしたのを今も鮮明に覚えている。
(2012年1月2日「A long long day」と1月10日「病院巡り」参照してね)。

あの時は、亡くなる5日前まで看病をさせてもらっていた自分の東京の
親代わりである新宿2丁目のマスターを天国に見送る為に一時帰国して、
再びマレーシアに戻って来て日が浅かった事もあり、何かと「人の生死の
境」に直面せざるを得ない自分自身が持って生まれたその星を「またか。」と
少し恨んだりもしたのだよ。

そのノルウェー人の彼の奥方から昨夜メールが届いた。奥方のメールでは、
まだ左手は不自由ながら、ゆっくりではあるけれど自立での歩行も可能との
事。_______良かった良かった。たぶん来年辺りには再びマレーシア
・パンコール島で悪戯っ子の笑みを浮かべる彼と逢えそうだよ。
あっ、でももう二度とあんな大きくてクソ重い図体を運んだり、病院で彼に
オムツを履かせるのに、見たくもない欧米人のチンポを見て、密かに自信を
失ったりしたくないので、倒れるならなるべく他所で倒れてくれ_____。