思い出ランド

新宿のビルの背に沈んでゆく太陽が"本日最後のサービスです"と、
舗道脇で黄色く色づいたケヤキの木をキラキラ照らす。
その景色を見た瞬間、丁度1年前の今頃の事がフラッシュバックして、
両手を突っ込んだポケットの中、忘れかけていた切なさを持て余した
ままで眺める新宿2丁目の入り口から向こうすべて、ボクにとっては
『思い出ランド』でしかない_________________。