トキメキの懐炉を胸に

2012年人類滅亡説。マヤ文明で用いられていた暦のひとつが、2012年12月21日から23日頃にひとつの区切りを迎える事から噂される人類滅亡説をご存じの方も、またそうでない方もまぁ聞いてちょーだい。
ボク個人としてはそういう類いの噂を信じてはいない。あれだけ世界中で騒がれた『ノストラダムスの大予言』が外れた時にも「そんなんポンポン予想が当たったら競馬場の予想屋のオッチャン全員予言者ぢゃ。」と、何処か冷めた気持ちで世間の喧噪ぶりを横目で見ていた。なので今回も『人類滅亡説』は信じてはいないのだけれど、紀元前に生きた人々が記したその暦の『ひとつの区切り』の部分が引っかからなくもない。

考えてみて。現在の太陽暦(グレゴリオ暦)でさえ、閏年を除く1年を365日と定め、その周期の区切り、つまり1月1日はその土地土地で盛大さの大小はあれ、世界中の人々が祝ったり、思いを新たにするでしょーよ。それはつまり1年に1度リセットされる感覚における我々人間の意識の変革に他ならないわけで。
大丈夫?ついてきてくれてる?眠い? まぁもう少し聞いてちょーだい。

つまりだね。その暦のリセットによる我々人間の行動を見れば(初詣で願い事を願ったり、今年も宜しくと挨拶を交わしたり)、生きてゆく上で精神的にもとても重要な区切りだったりするでしょーよ。

マヤの人々は天体観測に優れ非常に精密なカレンダーを持っていたらしく、1年を260日とした祭事用の暦の他に、1年を360日(20日×18ヶ月)+5日を1ヶ月とする月=365日の太陽暦も既に用いていた。そしてまだ他に紀元前3114年を基準にしてカウントされる長期暦というものもあったらしく、要するに今回はその長期暦の大晦日と新年がだいたい、2012年12月21日から23日頃というわけなのだよ。
1年に1度のお正月でさえ人々の意識が変わるのに、こんな途方も無い年月が記された暦の新年となれば、それこそ何らかの変化があるのかもしれない。自分は其処に興味が湧いてきたのだよ。

世界は何ひとつ変わらないかもしれない。
いや、何かが変わるのかもしれない。これは浪漫だ。
その長期暦がリセットされた日に、アナタの彼氏・彼女・旦那・奥方が、とんでもない美男子に、はたまた峰不二子のようなセクシーな女性に変わっている事はないにしろ、それが目に見えるモノであろうと目に見えないモノであろうと、何らかが変わった部分を探すべく、明後日21日からN.Yへ向かうのだよ。何故N.Yかって? あそこはアメリカ人だけでなく世界中の人種が集まる街なので、変化後のサンプルを見つけやすいでしょーよ。
なんだったらマヤ文明のルーツでもあるメキシコにも行ってやる。
あっそーだ、メキシコ行くならスーツケースに海パンも入れなきゃ。
だって、メキシコ暑いでしょ。
暑けりゃ海行くでしょ。

海行ったらここはやっぱり海パンでしょーよ________________。

日記