こちらも新年明けたぜベイベー

カウントダウンが終わると同時に上がったタイムズスクエアの花火がビルの肩先に見え隠れする部屋の窓に額を押し付けて、39階下の地上を見下ろすと、そこは興奮の坩堝と化していて、交差点では最早信号がその役目を果たしてはおらず、交通整理をする警官たちの制止を振り切った群衆たちが道路になだれ込んでいた。その様子を夜空だけが今夜も変わらぬ不偏の表情で見守っている。

下を見下ろすのは楽ちんだけれど上を見上げ続けるのは意外と首が疲れる。
人生もまた同じなり。なのでなるべく前を向いて胸を張ってゆこうよ。
そんないっちょまえな事を、冷たい窓に額を押し付けたままの体制ながら真剣に思うも、大半はダメダメな自分の事を少しでも理解してくれる素晴らしい仲間たちと今年も共に笑い合いながら歩んでゆこうと思うのだよ。

ということで、明けましておめでとうございます。
今年もご声援、叱咤激励、求愛のほど宜しくお願いいたします。

(N.Y時間2013年01月01日0時30分)