管理人としての最終業務

暑さが充満する家の中、鳴り響く掃除機の音の
片隅に聞こえる、つけっぱなしのTVの夏の全国
高校野球大会の応援。

ポツリ__なんでカタチを求めるの?
ポツリ__そりゃ不安だからさ。

顎から床に滴り落ちる自分の汗を足で掻き消し
ながら黙々と掃除機を滑らせてゆく。

ポツリ__自然体で少しわがままな自分がいて、
そんな自分自身より少しだけ好きなアナタがいる。
ポツリ__それがすべての愛の歌の根幹さ。

ただ黙々と黙々とその床をみつめ掃除機をかける。

本日、一年間の留学を終え帰国した二代目を
成田空港まで迎えに行く気が無かったわけでは
ないけれど、自分にはどうしても掃除を済ませる
必要があったので、この家で二代目の帰宅を
待つ事にする。

おかえり二代目。一年間、本当にお疲れ様__。