ひとつひとつでいいからちゃんとしようね

髪の毛がボッサボサなのだよ。
ボッサボサの上に癖っ毛なのでボッサクルンなのだよ。
おまけに相変わらず白髪交じりの髭まで伸ばしているので、鏡に映った自分の首から上を見て、思わず夏の雑草が伸び放題で墓前まで辿り着けない掃除前の我が父親の墓を思い出し、そー言えば今年のお盆には誰か掃除に行ったのだろうか、いやいや今年の夏は暑かったし、来週自分が帰省するまでは亡き父には悪いがそのまま放置しておいてくれた方が、家族が熱中症になるよりかはマシだろう、いやでもしかし、今年は暑かったせいもありこれからスズメバチが大量発生するなんて予測もあるし、墓の入り口から覆い茂っているあの雑草をチマチマと一本一本根っこから引き抜いていては、蜂や蚊の恰好の的になるばかりか、太陽が昇りきってしまうとそれこそ地獄のような暑さとも闘わなければならなくなるし、いっそのこと草刈り機でダーッと出来ないものか、たとえ草刈り機の刃で父親の墓の数カ所が欠けたとしても構うものか、うんそれがいい、などと、自分の頭部だけでしばらく考えこんでしまえるほどボッサボサクルンクルン。

ま、とりあえず明日は髭も綺麗さっぱり剃って散髪にでも行こうか。
夏の雑草の如く伸びた髪を日本手拭いで覆い隠し、
自転車のタイヤにシュコンシュコンと空気を入れる今日も暑いぞ水曜日____。

日記