ぼくのゆめ、1ねん1くみ、とみおか つかさ。

要らない物を捨てて部屋を片付ける。

言うは易し行うは難しで、そんな事がすんなり出来たらそもそも始めからこんな人生を歩んではいないわけで。ただでさえ狭い室内を眺めてみると、普段弾くギター、普段はあまり手にせず気が向いた時だけ弾くギター、ケースに入れられたままかれこれ数年その姿を拝んでもいないギターやベースや三線やキーボードを始め、既に部屋のオブジェと化しているパーカッション、床に鎮座するだけのアンプ類の周りに群がるエフェクター類etc・・・。ライブやレコーディングの場で、その全てがオマエに必要かと問われれば、1本のギターと数個のエフェクター以外はまったく必要ないのだけれど、じゃあ売るなり捨てるなりしなさいと言われると、必ずといっていいほど浮上してくる言葉が「インスパイア(触発する)」なわけで、これら一見無駄に場所を取るだけの物たちによって、時にインスパイアされ時に名曲が生まれるわけであり、先に出したオブジェ化済みのパーカッションに至っては、いつぞやのキャンプファイヤーの夜にポンポコポンポコ鳴りながらボクに幻の名曲の数々を生み出させてくれたわけだし、これから先も何時何処でキャンプファイヤーの場面に出くわすかもしれぬ。その時にコイツが無ければ、ボクはただのキャンプ好きなオッサン、いや、焚き火の好きなオッサンに成り果てるやもしれぬ。

ここまで読んで察しの鋭い方はすでにお気づきであろう。すべてが曖昧な屁理屈である事に。がしかーしっ!! カタチのない部分から何かを創造してゆく過程において全てが間違いとも言い切れない部分が自身でもなんとも面倒臭いのであって、普段使わぬ楽器類よりも先に処分される立場にある、野球のグローブや渓流釣り竿やバイクのヘルメットや東南アジアから持ち帰った小物等のひとつひとつでさえ、過去に少なからずとも一度はボクの心を救ってくれた功労者と思えば、それを捨てる事などこのボクに出来るわけがなく。

そうだ、お金を稼いでもっと大きな家に引っ越せばいい。
と、子供みたいな事を真面目に思う9月の終わり____。