鎖を千切れ! いやソレじゃないってば!

寝ている時に見る夢の中で、希にこれは夢だと自覚出来る時があり、そのほとんどは自覚した瞬間に覚めてゆく。いや、覚めてゆくから夢だと自覚出来るのかもしれないが、どちらにしろ、それを少しの間ぐらいなら覚めないように、繋ぎ止めておくぐらいの事は出来る。
自分の脳内が創り出した世界の中で、それを自覚した時の自身が見せるその狂気に、起きてからしばらくの間、規則や法律はごく一部分であり、自分を縛り付ける鎖のその大半は自身の中に在るのだと気づかされたりする。
良い意味で人間は自制心によって人間でいられるが、中には間違った鎖を自らが巻き、自身の可能性に気づけないケースを自身にまた他人に見るにつけ、千切る鎖さえ間違わなければ、個人個人の可能性も高まるのではないかと、ここまで敢えて堅っ苦しい哲学者口調で書いたのだけれど。

要するに昼も夜も寝てばかりの日曜日______。

日記