全開ネガティブ

結局、七草粥も食べず、というか朝からずっとタバコの煙と甘いコーヒーだけを肺と胃袋に流し込みながら、確定申告書類作成前に必要な領収書の束を交通費や接待交際費などの科目に分け、一枚一枚に印字された金額を計算機で弾いてゆくという、低所得者にとってはなんともくだらぬその作業に飽きた夕方前。

おぉそーだ、マレーシアで使う為の携帯電話をちょいと弄くってやろう。
____そんな出来心がいけなかった。諸事情でここでは詳しく書けないけれど、結果、昨年買い換えたばかりの携帯電話を壊してしまったのだよ、うん、思いっきり物理的に。
壊した瞬間に珍しく汚い言葉を口走ったのは神様しか聞いていないのだけれど、そんな普段とは明らかに違う自身に自己嫌悪を抱きながら、床にこぼれ落ちた携帯電話の部品を静かにてにひらで集め、ゴミ箱に捨てる。途中でほっぽり出した領収書の束たちの乱雑さが、何ひとつ片付けられない自分の気分をさらに逆撫でる。
落ち着け落ち着け、穏やかに穏やかに。

明日にでもdocomoショップへ機種変更に赴かねばならなくなったわけで、余計な事をしたばかりの出費がかなり高くつくであろう事と、ここでは書けない諸事情で明日は「嘘」をついて機種変更しなければならない後ろめたさとで、泥沼に腰まで浸かりながら頭を垂れている真夜中2時前。
もー携帯電話なんて要らない。ホントは誰とも話したくもないのだし___。

日記