どーせなら電気毛布が欲しいです

「違うんだ、そうじゃないんだ。アイツは、アイツは俺だけを温めてくれたんだ。」

ガス料金が跳ね上がる事もお構いなしに部屋全体を温めようとする床暖房に対し、かつて、自分を無条件に甘やかしてくれたその四角い箱の中に首までどっぷり浸かって、寝室にも行かず眠った夜と、目が覚める度に「嗚呼ベッドで寝りゃ良かったよー。」と身体中の痛みに後悔する朝、それはそれでやっぱり幸せだったのだと改めて実感した、冬がすぐそこまで来ている日。

コタツ コタツ ボクだけの コタツ コタツ キミを今 ひとつ ひとつを片付けて 行き場を無くした両足だけが モゾモゾ キミを探す

くどいようだけど平井堅くん唄ってくれんかね? そうか無理か___。

日記