同じ場所に居るその意味

今年2月にパンコール島で知り合った若いご夫婦と、先日都内で再会。
パンコール島でボクに話してくれた「誰もが楽しく食事が出来る店を二人で始める。」という夢が来月ついに現実になるらしく、その準備の為に東京まで買い出しに来た二人と食事をし、いつか二人の店でボクがライブをする約束を交わし、調理器具やら食器を提げて高速バスに乗り込む二人を見送った。

Facebook上では、昨年パンコール島で知り合った20代のカップルがめでたくゴールイン。彼女より年下だったまだ幼さの残る笑顔の元警察官のその彼氏は、島でボクに語ってくれた通り、並々ならぬ努力をして消防士に転職し、彼女にプロポーズしたらしい。末永くお幸せに。

その他にもパンコール島で知り合った後に、今でも付き合ってくれている多くの友人・知人たちもそれぞれの場所で自身の次のステップに向けて日々頑張っている。

_____え? オイラかい?
オイラは、やっぱりあの場所で、次に夢を語ってくれる旅人を島の仲間たちと笑顔で迎え、そしてやっぱり笑顔で見送るだけさ。
まるで人生ゲームの盤面の上で、同じマス目でたまたま出逢った駒たちが次のコースへ移って行くのを見送っては、自分は同じコースをマイペースで堂々巡りみたいな感じで。そんな自分を大目に見てくれている心優しき家族や仲間に感謝しながら。

っつー事で、本格的な寒さがやってくる前に今冬も行くよパンコール____。