クリスマスは痛いです

Merry X’masな雰囲気は一部の華僑だけで、イスラム教徒が多いボクの周りはほとんど普段と何ひとつ変わらないクリスマスイブの夜に、素敵な出逢いがあるわけでなく、晴れ間の見えた今日1日だけで真っ赤に日焼けしてヒリヒリと痛む鼻や顔を、日本人家族連れの子供二人に摘まれたりつねられたりして、おかげで真っ赤なお鼻のトナカイ化した鼻の皮は剥け、拭いても拭いても汁が出る状態で、今朝は今朝で朝早くから、ボクの部屋のすぐ目の前にあるレストランで朝食ビュッフェの用意をするオカマのスタッフの甲高い歌声に叩き起こされ、今にも雨が落ちてきそうな雲の下、やっぱり痛い鼻の頭を手の甲で拭きながらコーヒーを飲む南の島のクリスマスの朝_____。