能書き垂れ納め

それが仕事であろうがなかろうが、自身が納得するまでとことん「作り込む」という癖は今も昔も変わりなく、けれど自身が時間をかけてこだわったディティールがその作品に触れる全ての人に伝わるかと問われれば、時に自身のこだわりが作品に対する受け手側の理解度を低めてしまう事は往々にして有る事で、大多数の人が解りやすいモノにするためには、こだわった部分をそれにかけた時間に関係無くバッサリと削ったりする、謂わば一心不乱に情熱を傾ける自分と鼻くそをほじりながら「つまんね。」とディレクションする自分が必要なのだよ。

という事で、昼夜を問わずの作業の甲斐あって友人へのお祝いPVがやっとこさ完成。その大部分を無料ソフトだけでここまで作った自分の頭を自分で撫でつつ、当日のパーティー会場の環境などによっては、例えばPVを映し出すモニターの大きさがキャパシティに対して意外と小さかったり、スクリーンに映し出す映像が薄かったりと、伝わりにくい状況が起きてしまう心配はあれど、そこは当日の現場にはたくさんの大人たちがいるのだし上手い事やってくれるでしょ大人なんだから。

という事で今現在より今期の国内でのミュージシャン活動を終了し、パンコール島観光アドバイザーとしての復帰準備に入らさせて頂きます_____。

日記