コタツの中からメリークリスマス

歳を重ねる毎に世間のクリスマス・イブの喧噪からどんどん遠くというか疎くなり、去年の今日はマレーシアに単身で出発した日でもあり、映画『ダイ・ハード』のブルース・ウィルスの気持ちが解るほど散々なクリスマス・イブを過ごした記憶があるのだよ(『ツキ無しクリスマス』参照)。
それに比べ、こーして暖かいコタツの中で明日の有馬記念の出走表に赤ペンを入れながら、穏やかなクリスマス・イブの夜は更けてゆく。

今回で16度目にもなるマレーシア渡航日程も決まったばかりの中、日中は近所の釣具屋に現地の友人らに頼まれている釣り具を買いに行き、帰りにラーメン屋で昼食をとった後、先日からずっと楽器店に預けてあったギターの修理の最終打ち合わせを済ませ、これからクリスマス・イブを楽しむ若いカップルや家族連れの賑わう喫茶店でエスプレッソのダブルと一緒に一服をしたその足で真っ直ぐ帰宅という、価値観の違う方からすれば何とも夢の無い地味なクリスマス・イブだろうと思われるかもしれないけれど、自分にとってこれはこれで満足な休日の過ごし方なわけで、今日ぐらいは価値観の違うすべての人が仲良く穏やかに過ごせる日であって欲しいと、このままではうっかり捨て猫を拾って来てしまうほど優しい気持ちになったりするのだよ。

これで明日の有馬記念が取れればもっと優しい人間になれるはず。
赤ペンを握る手に力が入る、まだまだ未熟者なクリスマス・イブ____。