永遠のビギナー

____不思議だね。
車酔いはすぐするくせに、船酔いはまずしない。ポイントを変える船の移動中に時たま出る欠伸(あくび)が、船酔いから来る生欠伸なのか、はたまた、昨夜、宿のお父さん方の一門会の後片付けを終えた後、バーベキューコンロ1台を公民館から拝借し、そのまま島の友人と深夜まで宿のテラスで肉を焼きながら語らってから僅か4時間しか取れていない睡眠不足のせいなのか、この際どちらでも構わないくらい、朝8時半の出港から午後2時半の帰港までの6時間、夢中で魚を釣った幸せな時間。

夕方。
村祭りのプログラムの一部でもある『沖釣り大会』の表彰式に出席。魚釣りに関しての知識は、漫画『釣りキチ三平』を全巻読破した小学校時代がすべてだと言い切れる自分のモットーは『永遠のビギナーズ・ラック』。そんな永遠のビギナーが約50cmのカワハギで見事6位入賞を果たしたのだよ、わっはっは。タイとかぢゃなくカワハギという限りなく外道に近いところもビギナーっぽいでしょ。
ちなみに写真(上)のヤガラは長さだったら1位間違い無しなんだけれども審査対象外だって、チェッ。
次回も永遠のビギナーらしく、えっ?これで?という魚でさらなる上位入賞を目指しちゃろーと、青い青い海に沈みゆく夕陽に誓った伊平屋島12日目___。