セイシをかけた闘いの果て

連日徹夜の甲斐あって、なんとか某CDジャケットデザインの仕事もうっすらとではあるけれど、先が見えてきた。丁度、夜が明ける今頃はiTunesライブラリーの中に収録されたジミヘンのギターが徹夜明けのボクのとろっとろに溶けた脳みそをかき混ぜるせいで、「こんなに徹夜続きだと精子が死んぢゃう。」とワケのわからぬ心配をしてみたりもする。
昨年3月のパンコール島で数日間出した40度を越える高熱の時に、たったひとつの保冷剤を額にあてるか股ぐらにあてるか悩んだ末、やはりここは脳みそを守る事を優先しようと股ぐらを切り捨てたあの晩。圧倒的戦力に勝る米軍の火炎放射に、「熱い熱い」と逃げ惑いながら次々に倒れてゆく我が子たちに「オマエたち、1匹でも生き延びてくれ」と願ったっけ。

ダメだ、徹夜明けで脳みそが馬鹿になっているせいで、今さら役に立つかどうかも分からないヤツの事ばかり考えてしまう。

さて、金曜日に日本を脱出するに向けて、アマゾンで注文していた現地の友人への土産が次から次へと届いたのだけれども。果たしてこの量をどうやってスーツケースに詰め込もうか考えただけでゲンナリしてきたので少し寝ようね、コタツで。おやすみ___。