オレ夏2025沖縄・伊平屋島

台風をくぐり抜けるように今年で34年目になる沖縄・伊平屋島への里帰りのような旅に行って来たのだよ。

出発の約10日前、手術入院のため不在になった家内ハナモゲラッチョ・セバスチャン。
その日から約1週間、幼い娘3人を飢えさせまい、多少の怪我はさせても病気には伏させまいと奮闘するワンオペ育児・家事。
数ヶ月前にはなんとかこなせたワンオペ育児が、たった数ヶ月でも確実に老いていると感じるほど正直者の老体に、目に見えない剛力でメリメリと埋め込まれる痛みや疲れをアミノ酸と滋養強壮剤のオーバードーピングで誤魔化し続ける、そんな自身の口を閉じる力も残っていないのに、退院してきたばかりで、自分で服を着替える事も痛くてノロいくせに、ましてや海なんぞ入れないくせに、重い荷物も持てないくせに「アタシも行くぜ」と鼻息の荒い、カタワ、もとい満身創痍のハナモゲラッチョと娘3人の着替えやオムツの入った21kgもの重さのスーツケースを半開きの口元のまま引き摺って行く今回の旅の思い出は。

初めて参加してくれたメンバーを始めとする皆の多大な協力があってこそ愉快に笑って過ごせたものの、毎晩深夜25時、島の友人たちが空けていった酒瓶とグラスやつまみの後片付けをしながら仰ぎ見る伊平屋島のその満天の星空に
「嗚呼、この疲れは今日の疲れか? ぢゃなければいつの疲れか?」と、
身体のあちこちに染みついてなかなか離れてくれない痛みや重さのリセット方法を尋ねてみても詮無き事。
「早く寝なさい明日もあるよ」と優しい海風が日焼けした頬を額を撫でてくれるだけのオレ夏2025伊平屋島____。