無駄使いの防備録
昨日から今日までの出来事。
怠け者の自分とは違って働き者の愛機iMac(人間で言えば70歳を少し過ぎた前期高齢者)が最近よくぐーるぐーると目を回して仕事にならんので、ならばメモリを増設してやろうと、欲張って『容量オーバーのメモリ』のメモリを買う。これが第一の間違い。出費約7,000円。
案の定、iMacは起動もせず、メモリを認識していない時に発するビープ音が繰り返し繰り返し狭い仕事部屋に響く。おじーちゃんに大量のバイアグラを飲ませようとしても、「あががががが」と口もとで抗っているようにも見える。仕方が無いので、容量オーバーのメモリを抜き、もともとiMacに挿してあったメモリを挿し直すもまたもやビープ音。なんで?とおじーちゃんのうなじを強くチョップするかの如く、強制的に電源を落とし、今挿し直したメモリを抜こうとするも抜けないので、ラジオペンチで引き抜く。これが第二の間違い。
メモリの差し込み口に埃でもたまっていて、メモリを挿した時にその埃がさらに奥に詰まったせいで接触不良を起こしたのだろう。だったらエアダスターで吹き飛ばしてやろうと、エアダスターを探すも無い。かれこれ18時間以上仕事をしてフラフラの身体にムチ打って新宿東口の某家電量販店までエアダスターを買いに行く。出費約1,000円。
帰り道、多くの中国人観光客の大声に、寝不足の脳ミソと身体が耐えられそうに無かったので、ついタクシーを拾って自宅まで。出費約500円。
仕事部屋に戻り、iMacのメモリ差し込み口にエアダスターをひと通り吹きかけ、メモリを射し込み直すもやはり起動せず。嗚呼、これでは仕事の納期に間に合わない。どーする? どーする? 寝不足に焦りは禁物と、今なら解るがこの時は解らなかった。
「そーだ! 容量オーバーのメモリに合うiMacを中古で買えば良いぢゃないか! 」
もう一度言う。寝不足に焦りは絶対禁物。
そもそも70歳過ぎのおじーちゃんにしか適合しないバイアグラを買ったので、中古を探すと言ってもやっぱりおじーちゃん。これまた旧型のiPadを使ってwebで中古屋を探しまくり、その中でようやく探し出して買った。いや、買ってしまった、わずか2歳ほどしか歳の違わない、これまたおじーちゃんを。これが第三の間違い。出費約60,000円。
注文した中古のiMacがすぐに届くわけでもないし、寝不足の自分も目の前のiMacもこの有り様では仕事も捗らないので、とりあえずメモリが壊れたのか差し込み口が壊れたのか1枚ずつ検証してゆくしかなく、途方もない作業の果てに出た結論。どうやら、もともとのメモリを引き抜く際にラジオペンチを使ったせいで、メモリが1枚壊れている模様。
残りのメモリでなんとか起動したものの、たかだかメモリ1枚認識しない程度でと思うなかれ。起動もwebの表示もすべてがノソノソとしていて、こと、仕事で使っているアプリの処理速度に至っては、今まで膝立ちでもなんとか仕事をしてくれていたおじーちゃんが、寝そべった状態で手足も使わずに移動しようと藻掻くが如く遅い、遅すぎる。というか心配になる。
けれど、差し込み口は大丈夫だったわけだから、あっ。ここで初めて気づいた。同じタイプのメモリを買い直せば良いだけの話ぢゃーないか。と、新しいメモリをAmazonでポチッとな。出費約7,000円。
そして本日。
僅か2歳若いおじーちゃんiMacが届くよりも先に新しいメモリが届き、それを現在のおじーちゃんに射し込むと、ドゥーン。なんなく起動。メモリも多少増やしたので膝立ちどころか、中腰で働けるまでに。おじーちゃん完全復活!!
さて、目下の課題は、明日届くであろう中古のiMacをどーするか。最新型、もしくは割と型の新しい中古ならまだしも、僅か2歳しか若返っていないおじーちゃんだもの。
ワクワクするわけがない____。
