注射よりも痛いぞ

冨岡ツカサ (2019年11月 9日 15:36)

2000年から18年間続いたパンコール島での越冬暮らしも、娘の誕生により去年で途切れたわけで。いや、正確には去年2018年の1月から3月まではパンコール島に居たので、今年行けなかったのだよ。なので来年は行くよ。さすがに2、3ヶ月は無理というモノで、たった一週間ほどだけれども、それでも行くよ娘も連れて。

という事で、『1歳の予防接種』の注射をその細く小さな腕に4本も打たれ、痛さの余韻に泣く娘を両手で抱きかかえながら、医師に渡航の旨を伝え、どのような予防接種を受けて行けば良いかを尋ねるも、よくよく考えれば18年間予防接種の1本も打たず、現地で耳の鼓膜を破ったり、強盗団にナイフで腕をパッカーンと切られたり、脚が腐り始めて緊急手術を受けたり、原因不明の高熱が出たり、その他にもいろんな事があったけれど、結果大丈夫だった自分の遺伝子を持った子であるし、これ以上、注射の時に自由を奪うかの如く強い力で押さえつけた我が顎の下で聞く娘の泣き声は、注射を打たれる本人よりも痛いので無しでも良いかなー、とうっすら思い始める土曜日___。

日記