小吉のような感じ

テーブルの上にある名曲の譜面を挟んで、
ボクの対面に座する大御所と称するシンガーが
厭味ったらしい笑みをこちらに向けて、
「オメェみたいなヤツにこの曲は唄えないよ。」と言う。
そのシンガーの後ろでは、これまた御大つのだ☆ひろ氏が、
まるでボクを試すかのようにニヤニヤと笑っている。
そのシンガーと背後のひろさんの双方に気を使いながらも、
「えーそーっすかねぇ。ボクは唄えるよーな
 気がするんですけど気のせいっすかねぇ。」と、
作り笑顔で返すのが精一杯のボク。
なんともまぁ面倒臭い、そんな初夢だったよ。
どーせなら裸のオネェちゃんの一人でも出てこいっちゅーんじゃ!!