いつもの場所からスタートだ!

冨岡ツカサ (2014年1月20日 19:10)

K.L国際空港に迎えに来るはずだった現地人の友達も来れず、土産が詰まった重いスーツケースとバッグを引き摺り、たぶん撮りもしない一眼レフカメラを肩に掛け、真っ直ぐ目指す空港建物出口。7時間以上に及ぶ禁煙状態に置かれたせいか、眉間に深い皺を寄せ鬼気迫る目つきをしていた自分に、白タク(無認可タクシー)の客引きのオヤジたちも声がかけ辛いらしく、視線を投げかけて来るのみ。


プハーッ。あー美味い。
禁煙マークの貼られたガラス窓の下で、国際空港に明らかに用もないであろうみすぼらしい格好をした人々に交じり、その視線を身体と荷物で交互に受けながらタバコを燻らすボクの吐いた煙が、蒸せ返すような熱気を帯びた夜の空気に溶けてゆくマレーシア初日____。


※夜遅く友人がホテルに会いに来る。お土産目当てかこんにゃろ。とりあえずこれでタミヤ製のミニ四駆分はスーツケースが軽くなった。