ひと夏の狂騒曲

ここ数日間の公園を始め街中の異様な光景を目にする度、自分のような興味のない者が一様に感じる『アホくさ臭』。お子さんやお孫さんがいらっしゃる方は百歩譲って仕方が無いとしても、やっぱりこの『バーチャル昆虫採集もどき(課金あり)』に夢中になっている姿からは『微笑ましさ』よりもそちらの方を嗅ぎ取ってしまう自分のようなひねくれ者には、90年代後期に空前の流行を巻き起こした携帯型育成ゲーム「たまごっち」で「育った、死んだ」と日々一喜一憂する人々の輪からしていたそれとよく似た臭いに、「で、たくさん集めたら何か貰えるの? 机とか。いや、机いらんし邪魔なだけやし。」と憎まれ口を叩くのは、まだ物と交換出来るブルーチップやベルマークを集める『慎ましさ』の方がいろんな意味で涙したり笑えたり心揺さ振られるからであって。

例えばこれがピカチュー等のモンスターではなく『可愛いおねーちゃん』のパーツごとに集められて、「うーん、この乳は目当てのAちゃんのじゃないけど取り敢えずゲット!」だとか「またBちゃんの脚、これでダブり5枚目。」だとか「やった! レア嬢ゲットだぜ!」だとか、全パーツが揃ったら対象のおねーちゃんの指名料無料とかならダウンロードの衝動に触手がピクッと動くかもしれぬ、と、ここまで読んで頭の良いアナタはもうお解りであろう。ポケモンであろうがおねーちゃんであろうが興味の無い者にとっては『くだらぬモノ』であるという事が。

いずれにせよ、『ゲームに興じる余り視野の狭くなった人=簡単に狩る事が出来る獲物』ぢゃなかろーかと、そんなよからぬ事を考えそれを行動に移す輩たちもいずれ出てくると思われ、どうかゲームをする方はくれぐれもトラブルに巻き込まれぬよう注意して下さいまし。
ま、ひと夏だけだとは思うけれども___。