タケノコ祭り

東京地方晴れ。
修理済みのワイヤレスマイクを届けに
来てくれた友人F留と他愛もない話をしているうちに、
時刻はもう午後9時。
「オレの手料理食べて帰りや。」
「いや、遠慮しとく。明日腹壊して仕事休みとぉないし。」
そそくさと帰ってゆく友人F留を玄関で見送った後、
「残りのタケノコ」を包丁で切り始める。

「残りのタケノコ」____________。
実は昨夜、自分がライブを観に行っている間に、
料理上手なFくんとその助手のHちゃんが
自分の部屋でタケノコ料理を作っていてくれて、
自宅に戻ってから、同じく離婚組の光太郎さんを含む4人で、
Fくん自慢のタケノコご飯や煮物などを、
それはそれは美味しく頂いたのだよ。

その味が忘れられなかったので、そのタケノコご飯を
今夜は自分で作ってみたのだけれど、結果、薄味過ぎて
Fくんのほど美味くはない。
幸い、昨夜のおかず(タケノコの煮物や鶏と大根の煮物)が
少しだけ余っていたので、それに救われ茶碗3杯完食。

料理の出来る男はモテると言うけれど、
モテモテ男にはまだまだほど遠い、
ひとりぼっちのタケノコ祭り後夜祭。