愚か者たちの社交場

「向こうの端が点いたらこの台も点くで、ニィちゃん。」1200回越えても1回も当たりを引かないその台のデータが表示されたパトランプと、同じ列の遥か彼方の双方を交互に指差して、自慢げな顔でボクに指南をしてくる見ず知らずの婆ぁさん。もちろん今日初めて会った、いや、去年の夏にも、金と欲にまみれたその人懐っい顔で役に立たないアドバイスをくれた事を此処にも書いたっけ。(「一年ぶりの帰省」2011年8月21日参照)

高知の賭博場は、ボクのような新参者に対しても、まるで以前からの知り合いだったかのように話しかけてくる、そんなお婆ぁやお爺ぃがたくさんいて楽しいのだよ。ま、結果はまったくもって楽しくなかったわけだけれど__________。

日記