遺書のようなモノ2013

今までの旅先で、散弾銃をこめかみに突きつけられたり、手足に水疱が出来たり、耳の鼓膜を破ったり(未だ完治せず)、強盗団に腕をナイフで切られたりと、思い起こせば一歩間違えば死んでいたかもしれぬ事が多々あったわけで、今回「里帰り」感は拭えないものの一応は異国の地なのだし結局は独りだし、やんちゃが過ぎた結果の事故よりもはるかに脳梗塞や心筋梗塞といった病気の方がはるかに怖い年齢なので、一応遺書のようなモノをしたためておこうかと思うのだよ。

ひとつ、
葬式はごくごく身内だけで出来れば実家の高知でお願いね。
亡骸の額に『肉』とかの落書きは一切許しません。

ひとつ、
ギターなどの機材類を始め、売れ残ったCDなど金目の物はなるべく金に換えて、
大家さんへの家賃に充ててね。但し、はい、ここからが重要!
但し、外付けハードディスクだけは中身を確認することなくハンマーで叩きつぶす、もしくは塩分濃度の濃い塩水に長時間浸けるなどして、中のデータが復元出来ない状態まで壊すべし。むろん、幻の名曲もすべて消えるがそれと引き替えにしても、他人にはもちろんの事、家族にも絶対見られたくない物のひとつやふたつアナタにもあるでしょーが!!

ひとつ、
誰か、郷里の母親にボクの代わりに土下座して謝っておいて下さい。

ひとつ、
ん〜と・・・、ひとつ、ん〜と・・・、ひとつ・・・、
まだまだアナタに伝えたい事が山ほどあるし、笑い合いたいのだよ。
なので、万が一ボクの身に何かあったら、生かされた者同士で共に
笑い合いながら、そして時々、時々でいいからボクの事を思いだして、
またみんなで笑い合ってくれたまえ。

ま、いつものように3月半ばに真っ黒に日焼けして帰ってくるのでご心配なく。
明日からは、更新頻度が少なくなるとは思うけれど、そんなんですぐに
「まさかっ!?」などと縁起でも無いような事は思わないように。
そして、アナタもくれぐれも体を壊さずに。

で、また、元気な顔で、元気な顔で逢いませう!!
BGMはやっぱりhenssimoで『限りある世界』__________。