欲を捨てれば悔いも無し

パンコール島滞在も残すところあと2週間弱。
「悔いを残すことなく全力で」といきたいのだけれど、連日深夜に突然咳き込み始め、そのせいで暫くの間眠れぬ時間が続くので、ここのところ睡眠不足で昼間も大好きな海に出る気力すら失せていて、時折人前で疲れた顔を見せがちになる自分を救ってくれるのは、「ツカサー。」と寄って来ては素敵な笑顔をくれる子供たちだったり、お喋りの相手をしてくれる日本人の旅行客の方たちだったりする。

昨日でその日本人の方たちも全員がそれぞれ次の場所へと島を出て、それを見送ったボクはボクで、残された時間と体力と折り合いを付けながら、多分今日もこんな時間に咳で目が覚めたのだし、日中あれもこれもと欲を出して動いても良い事なんかないので、此処は無理せずのんびりと過ごしながら、今日午後に島に入って来る、かつてこの島で出逢った遠方からの友の到着を待つ事にしようかね。

_____欲を捨てれば悔いも無し。ただ穏やかな笑顔あるのみ。
またひとつ自分が目指す「自然」に近づいた感のある悟りを得ても、なかなかそれを実践出来ないのは、しょーがないじゃん人間ですものあっかんべー。
ということで、この程度の咳を憂いても仕方ないので、エッチな事でも思い浮かべながら二度寝する、ぢゃ_________。