異性の股ぐらへの憧れと呪い

長女が生まれてから今日で5年。次女・三女が同時に出て来てから約1年5ヶ月。
今ではすっかり自分でパンツを履いたり就寝用のオムツに履き替えたりが出来る長女の股ぐらには、さすがにもうオムツかぶれ防止の亜鉛化軟膏を塗る事も、その割れ目にめり込んだウンチを優しく拭き取る事ももうないのだけれど、やっぱりボクは昨日も今日も、床に寝転ばされ両足首を鷲掴みにされた露わもない状態のまま身体を左右にくねらせたりして全力で抗うオンナをなだめすかしながら、時々は指先に付いたウンチに舌打ちを打っては、やっぱり拭き取ったり塗り込んだりしている、しかも二人分。

思春期だったあの頃の自分自身へボクからのメッセージ。
オマエがあんなに見たかった異性の股ぐらを、数十年後のオマエは「もう見たくもない」と心底思うようになるから覚悟しておけ。

BGMは笑福亭鶴光で『うぐいすだにミュージックホール』____。

日記