てるしの唄を口ずさみ

単なる我儘だとか各々の思惑がたまに見え隠れし、内心イラッとくる時もあるけれど、ま、周りが楽しんでいるのが1番さ。此処は自我を奥歯でグッと噛み締めて今日も涼しい笑みを浮かべよう。
台風7号の影響で、伊平屋島へのフェリーが欠航し、10日に東京を出発したはずのボクの旅も、数日間沖縄本島で足止めをくらい、午後便でようやく伊平屋島に渡れたその日の夜。島での馴染みの居酒屋から先に宿へと帰った仲間たちも、今頃それぞれの部屋で深い眠りについているであろう真夜中に、宿までの道を独り歩く帰り道。見上げた満天の星空をすべるその流星に願いはひとつ。

アナタが笑顔でいられるように_____________。